ネットワークエンジニアのフオです。
今回はarpの一種であるGarpについて解説していきます。
間違っていることがあればぜひコメントや問い合わせで教えていただきたいです。
- GARPについてについて
- GARPについてとARPの違いについて
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ぜひ参考にしてみてください。
目次
GARPとは
GARPとは、ARPの一種です。
- 自分自身に設定されたIPアドレスがほかの機器で利用されていないかを確認します。
- また同一セグメントのARPキャッシュを更新します。
GARPの役割について
IPアドレスの重複検知
PCをネットワークに繋いだ瞬間、GARPを投げます。 「このIP、使い始めるけどだいじょうぶ?」という確認です。
もし他に同じIPを使っている機器があれば、その機器から返答が来るため、「IPアドレスが重複しています」という警告を出して通信トラブルを未然に防げるのです。
② 冗長化の切り替え
一番の活躍シーンは、ルーターやファイアウォールの「冗長化(VRRP/HSRPなど)」です。
メイン機が故障し、サブ機が処理を引き継いだ瞬間、サブ機はGARPを投げます。
これにより、周りのスイッチに対して「今から通信の出口はこっち(サブ機のポート)だよ!」と瞬時に教え込み、通信の断絶を最小限に抑えます。
③ キャッシュの更新
ネットワーク機器は、IPとMACアドレスのペアを「ARPテーブル」というメモリに一定時間保存(キャッシュ)します。
もし機器を交換してMACアドレスが変わった場合、GARPを送ることで、周りの機器の古い記憶を一斉に上書き(リフレッシュ)させることができます。
GARPとARPの違いについて
| 比較ポイント | 通常のARP (Request) | GARP (Gratuitous ARP) |
| 送る目的 | 相手のMACアドレスを知りたい | 自分の情報を周りに知らせたい |
| 質問内容 | 「IP:10.1.1.1 の人、誰ですか?」 | IP:10.1.1.1 は自分ですと宣言確認 |
| 宛先IP (Target IP) | 相手のIPアドレス | 自分自身のIPアドレス |
| 主な発生タイミング | 未知の相手と通信を始める直前 | 機器起動時、IP設定時、冗長化切替 |
まとめ
今回はGARPについて解説していきました。
- GARPは「自分自身のIPアドレス」についてのARP
- 主な用途は「IP重複検出」「ARPキャッシュ更新」「フェイルオーバー時の切り替え」の3つ

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