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コンパニオンプランツについて理系大学生のhuoがわかりやすく解説

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こんにちはhuoです。

今回は、コンパニオンプランツについてわかりやすく解説していきたいと思います。

研究室でコンパニオンプランツの話題があがり、興味を持ったので論文や木嶋先生の本などを読み勉強しました。

論文で勉強した個別組み合わせは、今後記事にしていくのでブックマークしてお待ちください!

目次

コンパニオンプランツとは

コンパニオンプランツとは、相性の良いとされている植物を一緒に植えて育てて栽培する方法です。

共栄作物とも呼ばれています。

コンパニオンプランツという言葉、最近登場した言葉ですが昔から複数の植物を一緒に栽培すること自体は行われてきました。

作物の高低を生かしたりしてアジアを中心として行われてきたいと言われています。

病気を防いだり、害獣が近づきにくくなったり、生育が良くなると言われているため近年注目を浴びています。

コンパニオンプランツの例と効果

コンパニオンプランツの例と効果を紹介しています。

コンパニオンプランツの良い効果として病気の予防、害虫を近づけない作用、生育促進、場所の有効利用が挙げられます。

それぞれについて紹介していきます。

コンパニオンプランツの病気予防について

病気の予防するコンパニオンプランツの例としてイチゴとニンニクが挙げられます。

ニンニクなどのネギ科の植物の根には、拮抗菌という微生物が根に住み着いています。

この微生物が抗生剤物質をだすことで、土壌病害の原因となる病原菌の数を減らす効果があると言われています。

拮抗菌についてどんな抗生剤物質を出すのか気になったので勉強して、わかったことがあれば追記します。

コンパニオンプランツの害虫忌避について

コンパニオンプランツには、匂いなどで害虫を近づけさせない効果がある組み合わせがあります。

その例がトマトとバジルです。

バジルなどのハーブ類を嗅いだ人は、多いと思います。

そのときに独特の匂いがしましたよね。

一部の害虫は、その匂いが嫌いなものがおり効果があると考えられています。

コンパニオンプランツ生育促進効果

コンパニオンプランツには、生育促進効果もあると考えられています。

植物は、自分自身で窒素を作ることができません。

しかし、植物には窒素が必須です。

自然界では、枯れ葉などを微生物が分解して発生する窒素を活用しています。

落花生は、根に根粒菌という微生物が根に共生しています。

根粒菌は、空気中の窒素を固定し土壌が肥沃になります。

根粒菌から窒素源を受け取り、植物の生育が良くなります。

コンパニオンプランツの空間利用について

コンパニオンプランツの空間利用の活用例としては、サツマイモとショウガが挙げられます。

ショウガは、水分を多い場所を好む植物です。

サツマイモが育つと大きな葉を作り、それがショウガの影となりショウガ周りの土壌が乾燥しにくくなりショウガもよく成長すると考えられています。

現代では、同じ植物を1種類しか育てない農業が盛んに行われています。

色々な植物の相互作用が明確にわかってくれば、田舎で時速時給生活を送る人が増えるのではないかと考えています。

コンパニオンプランツについてまとめ

今回は、コンパニオンプランツについて紹介しました。

コンパニオンプランツは、生育促進や空間利用など可能性を秘めている分野です。

なかなか実験することが大変でコストもかかるので研究が多くないですが現在の肥料の高騰などが原因で植物同士の相互作用を活用していく時代になるかもしれませんね。

参考文献

木嶋利男著、決定版コンパニオンプランツの野菜づくり: 育ちがよくなる!病害虫に強くなる!植え合わせワザ88 、(家の光協会)

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