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ネットワークエンジニアが名前解決についてわかりやすく解説

dnsについてわかりやすく解説

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こんにちはhuoです

今回はdnsについてできるだけわかりやすく解説していきます。

間違っていることがあればぜひコメントや問い合わせで教えていただきたいです。

  • dnsについて知りたい
  • 名前解決って何なのか知りたい!

ネットワークを始めたての人には下記の参考書がおすすめです。

イラストが豊富で初めて、私も初めてネットワークを勉強するために利用しました。

ページ数も200ページもないのでサクッと読み終わることができます!

ぜひ参考にしてみてください。

名前解決とDNSについて

DNS(Domain Name System) は、インターネット上で使われている「住所録」のようなものです。

私たちは普段、「www.google.com」のようなドメイン名を使ってウェブサイトにアクセスしますが、コンピュータは「IPアドレス(例:142.250.196.206)」で通信します。

DNSはこの ドメイン名 ↔ IPアドレス の変換を行ってくれる仕組みで、名前解決と呼ばれています。

なぜDNSが必要なのか

DNSは、私たちの身近にある技術の一つです。

先ほども説明しましたが、DNSはドメイン名を変換してくれる技術です。

コンピュータは直接ドメイン名を処理することができず、一度IPアドレスという数値に変換する必要があります。

人が142.250.196.206はGoogleのIPアドレスなど覚えることは大変であり、効率的でもありません。

普段使うサイトだけでも覚えるのが大変です

そこでドメイン名を利用しています。

そしてそのドメインはIPアドレスに変換して、私たちの快適な検索行動を支えてくれているスゴイ技術なんでよ!

DNSの仕組み(ざっくり)

  1. あなたのPC が「www.google.com に行きたい」と言う
  2. その名前を DNS サーバーに問い合わせる
  3. DNS サーバーがそのドメイン名に対応する IP アドレスを返す
  4. その IP アドレスに接続して、ウェブサイトを表示!

ドメイン名をIPアドレスに変換して通信してくれることを名前解決といいます。

先輩社員などがネットワークの構築をしているときに、名前解決できているかなと聞いてくることがあると思います。

こういうときは、dnsの設定値が正しいかを聞かれています。

DNSの仕組みをもう少し深く解説

ブラウザで「www.example.com」にアクセスすると、まずコンピュータ内のDNSキャッシュを確認しにいきます。

キャッシュになければ、次にリゾルバへのと問い合わせを行います。

リゾルバとは、パソコンやスマホの代わりに「DNSに問い合わせて名前解決してくれます。

リゾルバが、ルートDNS → TLD(例:.com) → 権威DNSへと順番に問い合わせを行ってくれます。

最後に得たIPアドレスがあなたのPCに返して、webページが見れる仕組みです。

DNSの種類について

  • ルートDNS:インターネットの最上位。どこを探せばいいか道案内する。
  • TLD DNS:.com、.jpなどの「トップレベルドメイン」ごとに担当。
  • 権威DNS(オーソリティDNS):最終的に「このドメインのIPアドレスはこれです!」と教えてくれる。

名前解決を確認するコマンドについて紹介

nslookup www.google.com は、DNS(名前解決)の動作を確認するためのコマンドです。

「Name Server Lookup(名前サーバー問い合わせ)」の略

nslookup www.google.com

cmdで打ち込むと下記の

Server: dns.google
Address: 8.8.8.8

Non-authoritative answer:
Name: www.google.com
Addresses: 142.250.196.132

意味
Server:今使っているDNSサーバー(この例ではGoogleのDNS 8.8.8.8)
Non-authoritative answer:正式な管理者(権威サーバー)ではないけど、キャッシュなどから得た情報という意味
Name:問い合わせたドメイン名
Addresses:実際にそのドメインに対応するIPアドレス(複数あることも)

ネットワークを構築したさいに、しっかりと名前解決できているかnslookupやping 8.8.8.8のコマンド打ち込み確認します。

Q: DNSがなかったらどうなる?

A: 毎回IPアドレスを覚えて入力する必要があり、非常に不便です。

Q: DNSが遅いと?

A: ウェブサイトの読み込みが遅くなります。

速いDNSサーバーを使うと体感が改善することもあります。

DNSサーバーの例

プロバイダDNSアドレス
Google8.8.8.8 / 8.8.4.4
Cloudflare1.1.1.1 / 1.0.0.1
OpenDNS208.67.222.222 / 208.67.220.220

まとめ

今回はdnsについて勉強したい内容をまとめました。

dnsは、身近にある技術です。

常日頃使っているインターネットを支えてくれています。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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