今回は、実験ノートの書き方についてわかりやすく解説していきたいと思います。
実験ノートは、ラボノートとも呼ばれます。
実験ノートは、自分が行った実験の手順や結果、考察を書くものです。
自分が行った実験の証拠にもなるものなので丁寧に書く必要があります。
論文や実験レポートを書くときに必須になってくるので書き方をしっかりと習得しておくとレポートや論文を書くときに役に立つと思います。
実験ノートの書き方は、実験室、分野などで変わってくるのでその点は担当の教員の方に確認をとってください。
早速実験ノートとはについて解説していきます。
実験ノートとは
実験ノートとは、自分が行った実験の手順、行ったこと、起こった結果、その結果から考えたこと(考察)などを書くもののことです。
研究室などで実験を行ったときの証拠としても使われます。
実験ノートは、実験をした唯一の証拠です。
実験の自習で実験手順のレジュメが渡されますがそれを丸写しすると減点される可能性があるので注意してください。これは、レポートの方法でも同じことが言えます。
実験ノートは、学校指定のものもあるので教員の方にしっかりと確認しましょう。
自分は、大学の複写式の実験ノートを使うように言われているので大学のコンビニでいつも買っています。
複写式の実験ノートとは、紙に字を書くと書いた次のメージに同じ文字が描かれるノートです。
自分の場合は、次のメージを教授に提出しないといけないので複写式を使っています。
もし私同じように複写式のノートを使うときは、下敷きを引く時は次のページではなく2枚先に下敷きを引きましょう。次のページに引くと文字が写されないので面倒くさいことになるので気をつけましょう!自分の友だちも失敗してたので注意してください。
実験ノートは、自分の体感的にはA4がいいかなと思います。
理由として、絵や表などを書く時に書きやすいと感じたためです。
大学で実験ノートを指定されてい人は、下の実験ノートを買ってみるよいかなと思います。
安いですし初めて実験ノートを使う人にはおすすめです。
しつこいかもしれませんが大学に指定されているものがないか調べてから買ってみてください。
複写式の実験ノートを探している人はこれを買うのが良いと思います。
もし私同じように複写式のノートを使うときは、下敷きを引く時は次のページではなく2枚先に下敷きを引きましょう。
次のページに引くと文字が写されないので面倒くさいことになるので気をつけましょう!自分の友だちも失敗してたので注意してください。
実験ノートで書くこと
実験ノートでは、必ずではないですが書いておいたほうがいいことがあります。
大学によっても違ったりするのであくまで一例です。
参考程度にしてみてください。
まずは、実験のタイトルです。
タイトルは、行う実験を要約したものが良いです。
実験をするときは、教員からレジュメと言われる説明書を貰えると思います。
そこに実験の目的や手順が書いてあるのでそれを読んでタイトルを書きましょう。
長過ぎないタイトルを書くように心がけましょう!(何回も書くことでコツを掴んで行けると思います。)
行っなった日時や天候など
最初に実験を行ったな日時、天候、気温、気圧、共同実験者(いれば)、班やグループ(例えばA班とか、Bグループとか)などです。
教員の方に書いてと言われたことは必ず書きましょう。
厳しい方なら減点されてしまう可能性が高いからです。
班と日にちは、多くの担当教員が書いてといっているのでこの2つ書いておくことが無難だと思います。
実験目的
次に書くことは、実験の目的です。
大学では、色々な実験をしますがそれぞれに目的があります。
その目的を自分で考え書きましょう。
例えば何か新しい装置を使う実験ならその装置の使い方や新しい技術を使う実験ならその技術を使えるようになることが目的になります。
タイトルと同じく長すぎづ簡潔に書くのが良いです。
実験で使った器具や材料
実験で使った器具や材料についても書いておきましょう。
器具と材料は分けて書いてください。
器具は、メスフラスコやメスシリンダーなどです。
材料は、液体や植物の葉などが挙げられます。
実験の手順(方法)
自分が行った実験の手順を書いていきます。
このときレジュメをまるごとコピーすると自分が行った実験の順番ではなくなってしまったり、作業の回数がことなることがあるので気をつけましょう!
手順は、数カ月後の自分や第三者がその手順をみて実験を行えるような手順が良いです。
実験ノートの方法の部分では、手順をしっかりと理解してイラストを用いて簡略的に
見やすく書くと実験しているときもわかりやすくなるのでおすすめです。
特に入れる試薬の量などを少し大きめに書いたりすると見やすくて良いと思います。
実験レポートでも、レジュメのコピーをそのまま書いたりする人がいるのですがそういった方は減点されているので注意して書いてみてください。
結果
実験でどういったデータがでたのか、溶液の色はどのように変化したのかなどその実験で得た結果を嘘偽りなく書いていきます。
実験結果や反応途中などを写真を撮っておくと後で役立つのでぜひ写真を撮って見てください。
実験をうまくする方法の一つとして今自分がどんな実験をしていてどんな結果になるのかを勉強しておくと実験が成功しているかを判断できるので良いと思います。
色や匂いなどを正確に書いておくと良い評価に繋がります。
当たり前の話ですが、実験が失敗したからといって嘘のことを書かないようにしてください。失敗したなら考察の部分で書けば問題ないですし、大体の実験は何組か実験を失敗することを想定しているのでもう一度チャレンジできる可能性が高いので先生がたに相談してみましょう。
考察
最後に考察です。
結果から考えられることを今までの知識を生かして考えて書きましょう。
実験レポートでもそうですがここが一番むずかしいと感じています。
まず実験をする前にある程度どういったことが起こるのかを論文や教科書で勉強しておくと
自分がだした結果が成功なのか失敗したのかを判断して考察を書くことができます。
勉強しておくと実験途中でおかしな反応が起こっていることに気づけることができる可能性があるのでできる限り勉強して実験に備えるべきだと思います。
もしわからなかったら周りの友達、教員の方、TAの方に助言を求めましょう。
TAや担当教員に質問するとヒントは、もらえるのでヒントを活用して考えていきましょう!
必要であればまとめ
教員の方に最後にまとめを書いてといわれた場合は、まとめを書いてください。
大学によって異なってくるのでそこのところは確認お願いします。
実験ノートで書くと良いこと
実験ノートでは、材料や液体がどのように変化したのかイラストとして書くことが良いです。
他の大学では、どうなのかわからないのでそれぞれの教員に聞いてから行ってほしいのですが材料や液体などの写真をスマホでとってそれを実験ノートの結果の部分に書くと良いです。
写真をとっておくと実験レポートにも使えるのでスマホを使える人は、ぜひ写真をとって活用してみてください。
実験前に行う実験の内容、どういった結果を求めてるのか、試薬などの役割を調べておくと何がおこっているのかがわかるので実験をスムーズに行なえます。
実験ノートでしてはいけないこと
実験ノートは、実験を行った証拠としても扱われるためデータの改ざんなどの不正行為をしてはいけません。
高校までと違い実験中でもスマホで調べものをすることができますがそのまま丸パクリしてわいけません。
丸パクリすると実験の単位だけでなくほかの単位ももらえなくなる可能性があるので気をつけてください。
実験ノートを書くときに大切にしていること
実験ノートで大切なことは、書いたノートをみてその実験を第三者が行えるようにわかりやすく書いているかどうかです。
しかし、完璧を求めすぎるのは危険です。
実験ノートは、実験の時間内に書き終えないといけません。
実験によってノートを書く時間が変わるので毎回丁寧に書くことができません。
実験ノートをうまく書くコツとしては、事前にどういったことをするのかなどを把握し実験に必要な知識を勉強していくことです。
実験で内をするのかを知っておくことで実験の失敗を防ぐことができます。
実験は、失敗するとかなりの時間がかかってしまうものがあるので気をつけましょう!
この記事を読んでいる方は、理系の大学生が多いと思います。
理系大学生に限らず参考文献の書き方に困っている方がいれば下にある参考文献の記事を読んでみてください。
実験ノート書き方まとめ
今回は、実験ノートの書き方について詳しく解説しました。
実験ノートは、論文やレポートを書くときに大切になってくるものなのでしっかりと書けるようにしておきましょう。
このブログでは、おすすめの漫画や勉強についての記事を書いているので興味のある方はぜひ一度読んでみてください。